信濃中世史考 /
シナノ チュウセイシコウ
種別: | 電子ブック |
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言語: |
日本語
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出版事項: |
東京
吉川弘文館
1982.5
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主題: | |
オンライン・アクセス: | 国立国会図書館デジタルコレクション [静岡本館レファレンスカウンター・浜松分館カウンターへ(平日9:00-12:30,13:30-17:00)] |
目次:
- 目次
- 信濃の特質
- はじめに―東国の入口
- 律令時代の信濃
- 中世の信濃
- 信濃国の貢租の特質とその変遷―特にその東国的性格―
- はしがき
- 延喜式について
- 本稿にて用いる計量単位・用語等について
- 輸送費からみた東国及び信濃の地位
- 「延喜式」の貢租における東国の特殊性
- 信濃国の概観
- 信濃国の貢進物
- 信濃布
- 現物納から銭納へ
- まとめ
- 駒牽の変遷
- 駒牽とは
- 御牧(勅旨牧)のこと
- 駒牽の期日
- 駒牽の儀式
- 貢馬の数
- 貢馬を出す牧
- 貢馬は何に使われるか
- 貢馬を負担する国司と馬寮
- 駒牽の形骸化とその廃絶
- まとめ
- 知行国としての信濃
- 国衙領と知行国
- 知行国とは何か
- 信濃国知行主表
- 宇多院御料国としての信濃
- 摂関家料国としての信濃
- 院分国としての信濃
- 公卿知行国としての信濃(平安時代末期)
- 関東分国としての信濃
- 公卿知行国としての信濃(鎌倉時代)
- 信濃国衙領の家領化
- まとめ
- 国司検注について
- はじめに
- 承久の乱と国司検注
- 国検における検注料の重要化
- 検注料と正税との分離
- まとめ
- 信濃守護考
- 信濃守護の沿革
- 信濃守護について注意すべきこと
- 目代と守護
- 信濃守護の歴代
- まとめ 信濃国守護一覧
- 諏訪氏と神党
- はじめに
- 神という姓について
- 鎌倉時代初期における諏訪氏及び神党
- 承久の乱と神氏
- 得宗被官としての諏訪氏の勢力の伸長
- 信濃武士の諏訪神役奉仕
- 中先代の乱における神党
- 南北朝時代の神党は宮方に
- 諏訪円忠と神氏意識
- 神党の終末
- まとめ
- 鎌倉時代の諏訪氏
- 金刺氏を称した上社祠官
- 諏訪大祝家系譜の再点検
- まとめ
- 村上氏について
- 村上氏のおこり
- 鎌倉時代の村上氏
- 南北朝動乱と村上氏
- 室町時代の村上氏
- 戦国大名への道とその没落
- 村上氏諸流
- まとめ
- 村上義清の子孫
- はじめに
- 水戸藩士村上氏
- 村上義豊と「村上家伝」
- まとめ
- 栗田氏について
- はじめに
- 栗田氏のおこり
- 鎌倉時代の栗田氏
- 室町時代の栗田氏
- 栗田氏の勢力の拡大
- 栗田氏の武田氏帰属と甲府移住
- 武田氏滅亡と栗田氏の上杉服属
- 関が原役と栗田氏の流転
- まとめ
- 付録史料
- 水戸藩の栗田氏
- 木曽郡のこと