目次:
- 目次
- (一) 宇宙
- (二) 天工
- (三) 天道人に可なり
- (四) 前途の望
- (五) 因果応報
- (六) 謝恩の一念発起す可きや否や
- (七) 人間の安心
- (八) 善悪の標準は人の好悪に由て定まる
- (九) 善は易くして悪は難し
- (十) 人間の心は広大無辺なり
- (十一) 善心は美を愛するの情に出づ
- (十二) 恵与は人の為めに非ず
- (十三) 事物を軽く視て始めて活溌なるを得へし
- (十四) 至善を想像して之に達せんことを勉む
- (十五) 霊怪必ずしも咎むるに足らず
- (十六) 士流学者亦淫惑を免かれず
- (十七) 造化と争ふ
- (十八) 人間社会自から義務あり
- (十九) 一言一行等閑にす可らず
- (二十) 一夫一婦偕老同穴
- (二十一) 配偶の選択
- (二十二) 家族団欒
- (二十三) 苦楽の交易
- (二十四) 夫婦の間敬意なかる可らず
- (二十五) 国光一点の曇り
- (二十六) 子に対して多を求むる勿れ
- (二十七) 子として家産に依頼す可らず
- (二十八) 衣食足りて尚ほ足らず
- (二十九) 成年に達すれば独立すべし
- (三十) 世話の字の義を誤る勿れ
- (三十一) 身体の発育こそ大切なれ
- (三十二) 人事に学問の思想を要す
- (三十三) 実学の必要
- (三十四) 半信半疑は不可なり
- (三十五) 女子教育と女権
- (三十六) 男尊女卑の弊は専ら外形に在る者多し
- (三十七) 止むことなくんば他人に託す
- (三十八) 子弟の教育費に吝なり
- (三十九) 人生の遺伝を視察すべし
- (四十) 子供の品格を高くすべし
- (四十一) 独立の法
- (四十二) 慈善は人の不幸を救ふに在るのみ
- (四十三) 慈善に二様の別あり
- (四十四) 婦人の再婚
- (四十五) 情慾は到底制止す可らず
- (四十六) 早婚必ずしも害あるに非す
- (四十七) 女性の愛情
- (四十八) 人事に裏面を忘る可らず
- (四十九) 事業に信用の必要
- (五十) 人間の運不運
- (五十一) 処世の勇気
- (五十二) 独立は吾れに在て存す
- (五十三) 熱心は深く蔵むべし
- (五十四) 嘉言善行の説
- (五十五) 人を善く視ると悪しく視ると
- (五十六) 智恵は小出しにす可し
- (五十七) 細々謹慎すべし
- (五十八) 交際も亦小出しにす可し
- (五十九) 察々の明は交際の法にあらず
- (六十) 智愚強弱の異なるは親愛の本なり
- (六十一) 不行届も亦愛嬌の一端なり
- (六十二) 国は唯前進す可きのみ
- (六十三) 空想は実行の原素なり
- (六十四) 言論尚ほ自由ならざるものあり
- (六十五) 富豪の経営は自から立国の必要なり
- (六十六) 富豪の永続
- (六十七) 人間の三種三等
- (六十八) 富者安心の点
- (六十九) 人心転変の機会
- (七十) 高尚の理は卑近の所に在り
- (七十一) 教育の力は唯人の天賦を発達せしむるのみ
- (七十二) 教育の功徳は子孫に及ぶ可し
- (七十三) 教育の過度恐るるに足らず
- (七十四) 教育の価必ずしも高からず
- (七十五) 富者必ずしも快楽多からず
- (七十六) 国民の秘産は即ち国財なり
- (七十七) 子孫身体の永続を如何せん
- (七十八) 生理学の大事
- (七十九) 無学の不幸
- (八十) 謹んで医師の命に従ふ可し
- (八十一) 空気は飲食よりも大切なり
- (八十二) 形体と精神との関係
- (八十三) 有形界の改進
- (八十四) 改革す可きもの甚た多し
- (八十五) 人種改良
- (八十六) 世は澆季ならず
- (八十七) 正直は田舎漢の特性に非ず
- (八十八) 古人必ずしも絶倫ならず
- (八十九) 古物の真相
- (九十) 偏狂の事
- (九十一) 人事難しと覚悟す可し
- (九十二) 銭の外に名誉あり
- (九十三) 政府は国民の公心を代表するものなり
- (九十四) 政論
- (九十五) 自得自省
- (九十六) 史論
- (九十七) 鯱立は芸に非ず
- (九十八) 大人の人見知り
- (九十九) 人生名誉の権利
- (百) 人事に絶対の美なし