博多三傑伝 : 商人亀鑑 /
ハカタ サンケツデン : ショウニン キカン
種別: | 電子ブック |
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言語: |
日本語
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出版事項: |
東京
博文館
1892
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主題: | |
オンライン・アクセス: | 国立国会図書館デジタルコレクション [静岡本館レファレンスカウンター・浜松分館カウンターへ(平日9:00-12:30,13:30-17:00)] |
目次:
- 標題
- 目次
- 第一篇 島井宗室
- 第一回 宗室商業を以て身を起し交を諸侯伯に致す
- 第二回 本能寺の事變宗室豪膽の氣を現はす
- 第三回 天下の名器楢柴の顛末
- 第四回 關白秀吉博多町割の擧に及び宗室の周旋周到なる事並に茶席の劇談
- 第五回 箱崎赤幡坊茶會の始末。大阪城に秀吉公に謁見の次第
- 第六回 小早川隆景を名嶋城に伺候す建築費途の用度を命せらる
- 第七回 對馬守宗義智の一大難事を和解す
- 第八回 宗室關白の命を受け朝鮮の地理を探撿す。復命言上の事
- 第九回 古溪長老の危機を救ふ
- 第十回 朝鮮の役屡名護屋陣に伺候して旅情を慰し德川内府を其家に饗す
- 第十一回 德川内府の請により源平盛衰記を講し大に其意に適ひ天下の形勢を論じ軍扇を賜いる
- 第十二回 毛利輝元に伏見の舘に伺候し太閤の訃音に接し阿彌陀峯の葬儀に會す
- 第十三回 黑田長政の入國を賀し博多松囃子を催す
- 第十四回 福岡城建築の用度を辨し知行を給はる一家の淨財を捐てヽ瑞雲庵を建立す
- 第十五回 宗室の臨終
- 第十六回 宗室翁遺訓
- 第十七回 嶋井家の古文書
- 第二篇 神屋宗湛
- 第一回 神屋永富南蠻國に日本町を築き曾祖壽貞金銀陶冶の術を開く
- 第二回 永祿の乱宗湛唐津に遁れ盛に通商貿易を營む
- 第三回 秀吉公に謁見。博多の再興を圖る
- 第四回 楢柴の頓智南蠻の形勢物語
- 第五回 名護屋陣の建築を命せられ征韓諸軍輜重の支配をなす
- 第六回 小早川隆景軍粮輜重の事を托す
- 第七回 秀吉公其他の諸將五百餘人を自宅に饗應す
- 第八回 遠浦歸帆の一軸夜雨瀟湘の小幅交換の事
- 第九回 太閤文琳を奪ふ能はず。小早川家の沙汰狀
- 第十回 京都大阪伏見諸城に伺候し諸侯伯の眷遇を受く
- 第十一回 長政公の入國を賀し德川内府に物を獻す
- 第十二回 愛婦の骸骨を百貫嶋に葬る
- 第十三回 宗湛の殖產事業銀會所組織の事
- 第十四回 文琳の茶碾を國守に獻す宗湛の廉潔
- 第十五回 寧波支店手代失敗の一佳話。博多文琳舶來の由来
- 第十六回 神屋家の重寳古文書
- 第十七回 宗湛の臨終
- 第三篇 大賀宗伯
- 第一回 大賀の世系。信好靈夢により巨萬の資を累ぬ
- 第二回 國守信好か積年の功勞を賞せらる
- 第三回 信好の遺誡。幻庵の開基
- 第四回 南洋諸港へ通航の始
- 第五回 宗伯島原陣に於て大勳功を立つ。木銃製作の事
- 第六回 外舶長崎に來る宗伯燒草の準備に機敏をあらはす
- 第七回 幻住庵の宗伯碑