おくのほそ道の基礎研究 /
オク ノ ホソミチ ノ キソ ケンキュウ
種別: | 電子ブック |
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言語: |
日本語
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出版事項: |
東京
思潮社
昭14
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オンライン・アクセス: | 国立国会図書館デジタルコレクション [静岡本館レファレンスカウンター・浜松分館カウンターへ(平日9:00-12:30,13:30-17:00)] |
目次:
- 標題
- 目次
- おくのほそ道概説
- (一) 梗概
- (二) 成立年時
- (三) 組織
- (四) 價値
- (五) 傳本
- (六) 關係書
- (七) 註釋書
- おくのほそ道人物考
- はしがき
- (一) 須賀川の等躬
- (二) 仙臺の嘉右衞門
- (三) 尾花澤の清風 附 素英
- (四) 新庄の風流 附 柳風
- (五) 大石田の一榮
- (六) 羽黒の呂丸
- (七) 鶴岡の重行 附 公羽
- (八) 酒田の不玉
- おくのほそ道人名考
- おくのほそ道地跡考
- はしがき
- (一) 白川の關
- (二) 月の輪のわたし、飯塚
- (三) 遙右に見ゆる山際
- (四) おくの細道
- (五) 終に路ふみたがえて石卷といふ湊に出
- (六) 遙なる堤を行、心細き長沼にそふて
- (七) 戸伊麻と云所に一宿して
- (八) 一關の旅宿―二夜庵
- (九) 南部道遙にみやりて岩手の里に泊る
- (十) 封人の家、最上の庄
- (十一) 大石田より羽黒へ
- (十二) 南谷別院に舍して
- (十三) 出羽三山順禮道筋
- (十四) 鶴岡より洒田へ、酒田より象潟へ、酒井より鼠の關へ
- おくのほそ道地名考
- おくのほそ道歌枕考
- 白川の關
- あさか山
- あさかの沼
- 黒塚
- しのぶもぢ摺
- 實方の塚
- 武隈の松
- 名取川
- 宮城野
- 木の下
- つつじが岡、玉田、横野
- 十符の菅
- 壼碑
- 野田の玉川
- 沖の石
- 末の松山
- 塩竈(籬が嶋、千賀の浦)
- 松嶋
- 松がうらしま
- 雄嶋
- あねはの松
- 緒だえの橋
- 金花山
- 袖のわたり
- 尾ぶちの牧
- まのの萱原
- 衣が關
- 小黒崎、みつの小嶋
- 最上川(稻舟)
- 白糸の瀧
- 象潟
- おくのほそ道句考
- はしがき
- 卯の花をかざしに關の晴著かな
- 風流の初やおくの田植うた
- 世の人の見付ぬ花や軒の栗
- 早苗とる手もとや昔しのぶ摺
- 笈も太刀も五月にかざれ帋幟
- 笠嶋ハいづこさ月のぬかり道
- 櫻より松ハ二木を三月越
- あやめ草足に結ん草鞋の緒
- 松島や鶴に身をかれほととぎす
- 夏草や兵どもが夢の跡
- 卯の花に兼房みゆる白毛かな
- 五月雨の降のこしてや光堂
- 蚤虱馬の尿する枕もと
- 涼しさを我宿にしてねまる也
- 這出よかひやが下のひきの聲
- まゆはきを俤にして紅粉の花
- 蠶飼する人ハ古代のすがた哉
- 閑さや岩にしみ入蝉の聲
- 五月雨をあつめて早し最上川
- 有難や雪をかほらす南谷
- 凉しさやほの三か月の羽黒山
- 雲の峯幾つ崩て月の山
- 語られぬ湯殿にぬらす袂かな
- 湯殿山錢ふむ道の泪かな
- あつみ山や吹浦かけて夕すずみ
- 暑き日を海にいれたり最上川
- 象潟や雨に西施がねぶの花
- 潮越や鶴はぎぬれて海凉し
- 象潟や料理何くふ神祭
- 蜑の家や戸板を敷て夕凉
- 波こえぬ契ありてやみさごの巣
- おくのほそ道出典考
- おくのほそ道句碑考
- おくのほそ道成立上の強み
- おくのほそ道中の人物の特性
- おくのほそ道解釋上の疑點
- 芭蕉と奧羽俳壇
- おくのほそ道 本文
- おくのほそ道の道筋及び日程
- おくのほそ道に關する連句と發句
- おくのほそ道の足跡圖