目次:
- 標題
- 目次
- 月日は百代の過客にして
- 彌生も末の七日
- 室の八島に詣づ
- 卯月朔日御山に詣拜す
- 那須の黒ばねと云ふ所に
- 修驗光明寺と云ふあり
- 心もとなき日數かさなるままに
- 此の宿の傍に
- 二本松より右にきれて
- 其の夜飯塚にとまる
- 武隈の松にこそ
- かの畫圖にまかせて
- 抑ことふりにたれど
- 十一日瑞巖寺に詣づ
- 三代の榮耀一睡の中にして
- 南部道はるかに見やりて
- 尾花澤にて
- 最上川のらんと
- 六月三日羽黒山に登る
- 八日月山にのぼる
- 江山水陸の風光
- 酒田の餘波日を重ねて
- 黒部四十八か瀬とかや
- 此處太田の神社に詣づ
- 山中の温泉に行くほど
- 曾良は腹を病みて
- 越前の境吉崎の入江
- 福井は三里ばかりなれば
- 漸く白根が嶽かくれて
- 路通も此の湊まで
- 附録