関根弥次郎 /
セキネ ヤジロウ
種別: | 電子ブック |
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言語: |
日本語
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出版事項: |
大阪
博多成象堂
大正2
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シリーズ: | 武士道文庫
第16編 |
オンライン・アクセス: | 国立国会図書館デジタルコレクション フリー |
目次:
- 標題
- 目次
- 發端
- 屹度狸退治を遣つて見せる
- 貴樣が死ぬ丈けの事だ
- 手序に片付けて遣ろうか
- 奸賊原其處動くな
- 何うも物騷で困りますよ
- ウワー首が抜けそうだ
- 刀に掛けて受け取らぬぞ
- 大手を破る事何の難き事やあるべき
- 生命冥加の奴だ
- 武士も及ばぬ精神である
- 何方か古參か新參か分らなくなつた
- 頭体も大きいが彼の聲は何うだい
- お前等と乃公とは生れが違ふ
- 乃公の面体を見忘れはいたすまい
- 足袋屋の石で打たれ通し
- 今五十年も御修業なさい
- 迚も先生と太刀打ちは出來ん
- 未だ生命を遣る事は出來ない
- 首を擔いで歩かんければ不可ん
- 諸國大名は之れ手代も同樣
- 向脛へ食い付いてやりたい
- 小栗と云ふ姓はお家に取つて禁物だ
- 拙者先祖は清和天皇の後胤
- 見ろ見ろ向ふから獸物が來るぞ
- 誰かと思はんでも乃公だ
- 未だ未通女育ちで少とも役には
- 家風に合はん離縁する
- 貴樣は周章者の情け知らずだ
- 目の玉が流れて出るかも知れん
- 廓では野暮は禁物
- 無祿で召抱へて頂きたい
- 渇しても盜泉の水は飮まぬぞ
- 首に曲つて居ても心迄は曲らんぞ
- 兄貴天下の一大事出來
- 何うも正直一徹の男もあるものだ