目次:
- 標題紙
- 目次
- おイチおトラ
- 清正の素生
- 清正秀吉に頼る
- 少年時代の戦功
- 正則、清正は小忰に過ぎず
- 賤ヶ岳七本槍
- 清正肥後半国の主となる
- 朝鮮征伐に於ける清正の武功
- 朝鮮征伐発端の事
- 清正先陣して京城に入る事
- 咸鏡道にて清正の働の事
- 清正兀良哈に攻入る事
- 清正明人の恫喝を恐れざりし事
- 和議につき朝鮮の二王子をかへす事
- 虎退治の事
- 清正朝鮮在陣中薩州一揆の事
- 清正太閤の勘気を蒙る事。
- 和議破れて清正再度渡海の事
- 蔚山の戦の事
- 太閤薨去につき清正帰陣の事
- 高麗陣総評(一)
- 高麗陣総評(二)
- 太閤薨後より清正の卒去に至る
- 清正石田三成と仲悪しかりし事
- 清正は利家の黨たりし事
- 清正、家康利家の中を和ぐる事
- 清正等七将石田を殺さんとしたる事
- 前田氏、徳川氏に雌服し家康独裁官の位置を取る事
- 清正家康の東征を諫めたりと云ふ伝説の事
- 徳川家康と大坂奉行の戦争の時九州の向背
- 清正如水関東方となる清正内室大坂より熊本に脱帰る
- 清正如水旗幟必ずしも鮮明ならず
- 大友義統兵を豊後に起す。如水之を破る
- 如水と清正
- 清正宇土城を取る事
- 筑後一国平均す
- 大軍島津氏の境を圧す島津降参につき各帰陣の事
- 九州の政治地図一変す
- 清正は豊臣氏に背きしものに非ず
- 徳川氏の圧迫。清正の忍耐(一)
- 徳川氏の圧迫。清正の忍耐(二)
- 徳川氏の圧迫。清正の忍耐(三)
- 家康の婚姻政略
- 清正逝去
- 清正善き家来を多く持ちし事(一)
- 清正善き家来を多く持ちし事(二)
- 清正心を民政に用ひし事
- 清正の土工は規模宏大なりし事
- 建築は時代と人物を反映す
- 清正の人と為りの事
- 清正に匹夫の男なかりし事
- 軍人としての清正
- 清正のやさしき人なりし事
- 清正の名門旧家を尊びし事
- 清正客を愛せし事
- 清正の文学を興すに志ありし事
- 日蓮宗と加藤清正(附録)
- 附録
- 福島太夫殿御事