日蓮聖人遺文観心本尊抄講話 /

ニチレン ショウニン イブン カンジン ホンゾンショウ コウワ
書誌詳細
種別: 電子ブック
言語: 日本語
出版事項: 東京 竜吟社 昭14
オンライン・アクセス:国立国会図書館デジタルコレクション フリー
目次:
  • 標題
  • 目次
  • 第一編 序說
  • 第一 本抄述作の緣由
  • 其一 本抄述作の時處及び對告衆
  • 其二 本抄述作の外的緣由
  • 其三 本抄述作の内的緣由
  • 第二 本抄の題號と主旨
  • 其一 『御書』題號の類別と『御書』そのものゝ類別
  • 其二 本抄の題號の具略と玄釋
  • 其三 本抄の歸結する主旨
  • 第三 本抄の宗學上の位地
  • 其一 本抄と開目抄とは基準御書なり=立正安國論との關聯
  • 其二 五大部の宗義的分類と本抄の位地
  • 第四 本抄の註釋と眞蹟及び異本
  • 第五 本抄の大意とその特色法門
  • 其一 本抄の大意
  • 其二 本抄の特色法門
  • 第六 本抄における科文段落
  • 其一 「開目抄」以上に科段最も拜し難き御書
  • 其二 層々深々金輪際に徹して而も段層見難き段落
  • 其三 序正流通の三段の起盡
  • 其四 本抄の詳細なる科段
  • 第二編 本文講話
  • 序分 無問自說法門提唱段
  • 觀心法門の本據を提示し十六番に理具より事具を迫り出す
  • 第一章 一念三千法門の本據を提示す
  • 參考 其一、「摩訶止觀」一部の組織について
  • 參考 其二、『乃至』の節略における不思議境の意味
  • 第二章 一念三千の名義を明して木畫本尊の所依たるを示す
  • 第一節 一念三千の名目〔文〕を明す
  • 第二節 一念三千の義分〔義〕を明し此の義なくば木畫本尊の無益なるを示す
  • 第三章 觀心の意趣を明し理具三千より事具三千を迫り出す
  • 第一節 觀心の意趣〔意〕を釋す
  • 第二節 一念三千の理具を疑ひ現證を求む
  • 正宗分 三重問難本懷顯發段
  • 妙法受持因果讓與に因る凡夫の事具を明し本門一念三千の法躰と本尊の躰相を顯發す
  • 第一章 第一重の問難に答へ先づ權迹の僻難を拂ふ
  • 第一節 八意を以て在他の十界凡心に具足すといふ事具を難ず
  • 第二節 先づ後四難に答へ前四難は法華の難信難解を擧げて三聖人を數ふ
  • 第二章 第二重の問難に答へて佛重敎の義を明す
  • 第一節 龍樹天親を問ふに緣して佛種敎の義を明す
  • 第二節 顯密大小の諸經に佛種の義なきことを說く
  • 第三節 一念三千の佛種なくば成佛も本尊もともに有名无實なるを結す
  • 第三章 第三重の問難に答へ初めて本懷を顯發す
  • 第一節 妙法受持に約して凡心の事具十界を釋成して前四に答ふ
  • 第二節 妙法五字の内容たる本佛果上一念三千の法躰を顯發す
  • 第三節 三大秘法の中心たる本門本尊の躰相を顯發す
  • 流通分 十番推檢本法流通段
  • 地涌の菩薩末法の初めに出現して本門尊と事行の五字を弘通するを示し兼ねて本門戒壇を密釋す
  • 第一章 本門本尊地涌によりて末法の初めに必らず弘通せらるべきを示す
  • 第一節 五重三段を明し内澄壽量を法界の正宗と定め迹門なほ末法爲正と說く
  • 第二節 迹門末法爲正の擧證に緣し本門は再徃末法を正機とするを明すに種脫相對を以てす
  • 第三節 本門末法爲正の擧證に緣し序正流通再徃末法の爲めなるを示す
  • 第四節 遣使還告の問に四類四依を答へ別付屬捃拾遺囑の旨を示す
  • 第二章 今末法の初め地涌出現して本門本尊と事行の五字を流通するを明し本門戒壇を密釋す
  • 第一節 地涌千界正像に出現せざることを示す
  • 第二節 其の所以を求めて三止三請す
  • 第三節 重請許說して地涌流通の時機行法化儀得益及び兩度出現の行相を示す
  • 第四節 佛記を問ふに答へて天地内外の變は地涌出現の先兆なりと結示す
  • 第三章 本果の三千を佛大慈以て本因化して授け地涌誡勸以て行者を扶護すべきを明して總結す