加藤友三郎 /

カトウ トモサブロウ
書誌詳細
種別: 電子ブック
言語: 日本語
出版事項: 東京 時事通信社 1958
シリーズ:三代宰相列伝
主題:
オンライン・アクセス:国立国会図書館デジタルコレクション [静岡本館レファレンスカウンター・浜松分館カウンターへ(平日9:00-12:30,13:30-17:00)]
目次:
  • 目次
  • まえがき
  • 第一章 日本海大海戦
  • 一 東郷を勝たせた加藤
  • 二 バルチック艦隊近づく
  • 三 敵は対馬海峡にくると判断
  • 四 決戦に入る日露両艦隊の比較
  • 五 鎮海を出動、決戦場へ
  • 六 捨身の丁字戦法を敢行する
  • 七 空前の海戦と戦果
  • 八 死を決していた加藤
  • 九 東郷と加藤だけが艦橋に残る
  • 一〇 はじめて見る加藤の笑顔
  • 一一 日本に幸いした風浪
  • 一二 戦意振わなかったロシア水兵
  • 一三 ロシア側の敗戦記
  • 一四 淡々たる加藤の凱旋
  • 一五 三笠に結ばれた因緣
  • 第二章 ワシントン軍縮会議
  • 一 ハージング大統領の提唱
  • 二 米英呼応してひそかに策謀
  • 三 国論沸騰のなかで首席全権に選ばる
  • 四 陸軍は統制に手を焼く
  • 五 「ヒューズの爆弾」飛び出す
  • 六 加藤、大軍縮を決意
  • 七 対米七割論を追究
  • 八 加藤寛治をたしなめる
  • 九 軍備制限協定の内容
  • 一〇 先見の明ある加藤の軍備観
  • 一一 対米妥協のかれの心境
  • 一二 原の遺志を実現す
  • 一三 六割で東郷の了解をとる
  • 一四 「支那に関する九ヵ国条約」むすぶ
  • 一五 山東懸案解決に関する日支両国条約
  • 一六 アメリカ新聞の加藤観
  • 一七 政治上層部と意思通ず
  • 一八 六割に憲政会の攻撃
  • 一九 ワシントン条約後の経過
  • 第三章 加藤友三郎の一生
  • 一 広島の儒家に生まる
  • 二 気の強かった父母
  • 三 兄と姉
  • 四 「ひいかちの友公」
  • 五 兄の感化で海兵に入る
  • 六 そのころの海兵の姿
  • 七 次席で海兵を出る
  • 八 海坊主に一斉射撃
  • 九 新鋭艦吉野を回航する
  • 一〇 愛艦吉野で初の実戦
  • 一一 艦隊と本省勤めに転々
  • 一二 ウラジオ艦隊に悩まされる
  • 一三 バルチック艦隊に備える
  • 一四 次官、聯合艦隊長官と累進
  • 一五 シーメンス事件を海上から眺める
  • 一六 鰻香内閣の原因をつくる
  • 一七 八代に密約した加藤高明
  • 一八 海相として八年に及ぶ
  • 一九 信じあった原と加藤
  • 二〇 八八艦隊案を作成
  • 二一 軍拡競争の前途を憂う
  • 二二 平等思想で制度を改革
  • 二三 軍部大臣の文官制を研究する
  • 二四 果然、政権近づく
  • 二五 政権を見通す
  • 二六 組閣当時の政党戦線
  • 二七 加藤高明、政権を逸して怒る
  • 二八 「残燭内閣」の世評受く
  • 二九 ただちに政綱を発表す
  • 三〇 シベリアの陸兵を撤退
  • 三一 「支那のことはわからない」
  • 三二 両加藤の一騎討ち
  • 三三 似た運命の両加藤
  • 三四 首相としての業績
  • 三五 大腸癌でついにたおる
  • 三六 「日本海軍の三祖」
  • 第四章 加藤友三郎の性行
  • 一 加藤の性格の断面
  • 二 激情を内に包む
  • 三 美辞麗句を極度にきらう
  • 四 東郷と加藤
  • 五 加藤友三郎と島村速雄
  • 六 理知の加藤と天才型の秋山真之
  • 略年譜