現代社会思想講座 別巻 第3 (現代日本) /
ゲンダイ シャカイ シソウ コウザ
種別: | 電子ブック |
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言語: |
日本語
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出版事項: |
東京
春秋社
1951
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主題: | |
オンライン・アクセス: | 国立国会図書館デジタルコレクション [静岡本館レファレンスカウンター・浜松分館カウンターへ(平日9:00-12:30,13:30-17:00)] |
目次:
- 現代日本の政治的課題(今中次麿) 現代日本の経済的課題(土屋清) 新アジアと現代日本(平野義太郎) 現代日本は世界に何を学ぶべきか A アメリカ(藤原守胤) B ソ同盟(尾形昭二) C 西欧(武藤光朗)
- 現代日本
- 現代社會思想講座 別卷 III
- 《目次》
- 現代日本の政治的課題 今中次麿
- はしがき
- I 二つの世界の對立―その日本的見解の必要
- II 對日講和はいかにあるべきか
- III 再軍備と自衞權―憲法は修正されるか
- IV 國際平和の可能性とその方法
- V 日本の自立は可能か
- 現代日本の經濟的課題 土屋淸
- 序言 日本經濟の現段階
- I 經濟自立の意義と計畫
- 1 經濟自立とは何か
- 2 經濟自立計畫の策定
- II 原料輸入上の諸障碍
- III 國內資源開發の重要性
- 1 綜合的な國土開發へ
- 2 電力確保の重要意義
- IV インフレ抑制と資本蓄積
- 1 輸出インフレの危險性
- 2 自發的蓄積と强制的蓄積
- V 日米經濟協力と再軍備の問題
- 1 經濟協力の必然性とその限界
- 2 再軍備の經濟的觀點
- VI 統制體制と社會化體制
- 1 計畫的な經濟運營へ
- 2 社會化への要請
- 新アジアと現代日本 平野義太郎
- 序說 新アジアの鼓動
- 1 資本主義の危機とアジア諸民族の獨立
- 2 アジア各民族の獨立運動
- I 全アジアにおける新時代の黎明
- 1 資本主義によるアジアの植民地化
- 2 アジア民族の外來支配者にたいする抵抗
- 3 世界資本主義と植民地の革命
- II 民族解放鬪爭の前衞戦士・靑年
- 1 中國革命における靑年・學生運動の展開
- 2 新アジアをつくる靑年運動
- 3 詩にうたわれる新アジアの鼓動
- III 人間革命と自然の變革
- 1 インテリの人間革命
- 2 生れかわる中國キリスト教
- 3 自然の變革
- IV 新しいアジアは現代日本をどう見ているか
- 1 新アジアと現代日本との間の深い溝
- 2 新しいアジアは、現代の舊日本を、こう見る
- 3 米國の對日援助政策に賴り再武裝する日本にたいして
- 現代日本は世界に何を學ぶべきか
- A アメリカ 藤原守胤
- I はしがき
- II 民主主義の道德理想
- III アメリカの良心の形成
- IV アメリカ憲法と良心
- V 奴隷制と良心
- V 獨占資本主義と良心
- VII 外交政策と良心
- VIII 結語
- B ソ同盟 尾形昭二
- I 外交について
- あざやかな外交ぶり
- それは己をしり敵をしることに萬全を期するからである
- それは國民の世論が歸一するからである
- II 內政について
- 野に遺賢をなからしめている
- お互いにいたわりあつている
- 異民族が仲よく暮している
- 不急品を輸入しない
- 物も人もすべてが合理的に使われている
- 農村はグンと暮しよくなつている
- 敎育の機會均等が完全に實行されている
- 學間が生かされている
- 文化は人民に奉仕している
- III 學びえないこと
- ソ同盟には失業がない
- しかもすべての人の生活が一様によくなつてゆく
- このようにして人間の欲望はよりよくみたされている
- かくて人間らしい道德が生れている
- C 西歐 武藤光朗
- I 世界危機における西歐と日本
- II 西歐に固有のもの―自由・合理性・歷史
- III 日本人と「自由」の問題
- IV 日本の選擇―西歐的自由と共產主義