目次:
- 解説 奥の細道 目次
- 一、 首途(月日は百代の過客にして)(彌生も末の七日)
- 二、 草加の宿(元祿二とせにや)
- 三、 佛五左衞門(三十日日光山の麓に泊る)
- 四、 黑髮山(黑髮山は霞かゝりて)
- 五、 那須の野越(那須の黑羽といふ所に)
- 六、 殺生石(是より殺生石にゆく)
- 七、 蘆屋の里(淸水流るゝの柳は)
- 八、 白河の關(心もとなき日數かさなるままに)
- 九、 須賀川(須賀川の驛に)
- 一〇、 飯塚(その夜飯塚にとまる)
- 一一、 仙臺(名取川を渡りて仙臺に入る)
- 一二、 末の松山(末の松山は寺を作りて)
- 一三、 松島(抑々ことふりにたれど)
- 一四、 雄島が磯(雄島が磯は地つゞきて)
- 一五、 石卷(十一日平泉へと志す)
- 一六、 平泉(三代の榮燿一睡のうちにして)
- 一七、 光堂(かねて耳驚かしたる二堂)
- 一八、 大山越え(主のいふこれより出羽の國に)
- 一九、 立石寺(山形領に立石寺といふ山寺あり)
- 二〇、 大石田(最上川のらんと)
- 二一、 最上川(最上川はみちのくより出でて)
- 二二、 羽黑山(五日權現に詣づ)
- 二三、 象潟(江山水陸の風光數をつくして)(その朝天よく晴れて)
- 二四、 荒海や(酒田の名殘日をかさねて)
- 二五、 金澤(卯の花山くりからが谷を越えて)
- 二六、 双鳧の別れ(曾良は腹を病みて)
- 二七、 大聖寺(大聖寺の城外全昌寺といふ寺に)
- 二七、 吉崎(越前の境吉崎の入江を)
- 二九、 福井(福井は三里ばかりなれば)
- 三〇、 敦賀(漸く白根が嶽かくれて)
- 三一、 種の濱(十六日空霽れたれば)
- 三二、 大垣(路通もこの湊まで)