あざらしっ子 /

アザラシッコ
書誌詳細
種別: 電子ブック
言語: 日本語
出版事項: 東京 三一書房 1965
シリーズ:三一新書
主題:
オンライン・アクセス:国立国会図書館デジタルコレクション [静岡本館レファレンスカウンター・浜松分館カウンターへ(平日9:00-12:30,13:30-17:00)]
目次:
  • 目次
  • プロローグ
  • 第I章 あざらしっ子誕生――薬禍の実例としてみれば
  • 1 イソミン一五〇ミリから
  • 2 未熟児といわれたひととき
  • 3 サリドマイドの妄執
  • 4 ショックと贖罪の谷間で
  • 5 交通事故も顔負け
  • 6 "良薬は口に苦し"を笑って
  • 7 十年一日のアンプル禍
  • 8 シャルム洋装店壊滅す
  • 9 退院を夕方にした理由
  • 10 羞恥と無知からの脱走
  • 第II章 生ける屍にされようとも――薬禍のあとにくるもの
  • 1 死んだことにされた子も
  • 2 ギブスをひきむしった夜
  • 3 児童憲章は泣いている
  • 4 PR無用の育成医療
  • 5 アフター・ケアこそ奇形的
  • 6 霧の中にいる加害者たち
  • 7 笛ふけど、スラマー式手術は
  • 8 遠のいていく圧縮ガス義手
  • 第III章 "悲劇"はここからやってくる―薬禍のメカニズムは冷たい
  • 1 医者からは腫れもの扱い
  • 2 西独からの重大な発見
  • 3 頼りにならない人権擁護局
  • 4 先進国繁用の奇々怪々
  • 5 レンツ、梶井両博士を知る
  • 6 古典かベストセラーズか
  • 7 催奇形実験のきのう、きょう
  • 第IV章 下手人は誰なのか?――薬禍ははてしなく繰りかえされる
  • 1 大日本製薬と渡りあう
  • 2 サリドマイドに止めを
  • 3 雪の札幌でも追究開始
  • 4 三重構造の底に沈んで
  • 5 "医禍"になる可能性も
  • 6 "医薬協業"まかりとおる
  • 7 地球の裏側の商売のため
  • 8 副意識の中の贈収賄関係
  • 9 「裁判するならせえや」
  • 第V章 裁判にいたる道――薬禍に挑戦する人びと
  • 1 サリドマイド被害児救済会
  • 2 縮刷版二〇万ページの発見
  • 3 マス・コミ商品の舞台裏
  • 4 ゴリラの頭が売れる、売れる
  • 5 病気も薬もつくられる
  • 6 文献筆写から即日解雇まで
  • 7 貧乏人よ泣き寝いりするな
  • エピローグ
  • あとがき